コラムColumn

2021.03.30広告戦略

訴求・啓蒙・掘り起こし Capter2”求人・新患流入対策”

前回は、広告戦略のトレンドである動画の運用について書かせて頂きました。
今回は、動画を利用した”求人・新患流入”にフォーカスをあててお話したいと思います。
まずは、求人から
昨今のコメディカルの採用は非常に厳しいものとなっております。
歯科医院の数と歯科衛生士の数のバランスが悪いのが大きな原因のひとつだと思います。
このバランスの悪さは、歯科医院が予防へシフトする流れが多かれ少なかれ起こり、ケアを行う専門職である歯科衛生士の雇用ニーズが高まったことによる部分が大きいと感じています。

15年ほど前は、そこまで予防という分野が幅をきかせていませんでしたよね?
ここ10年ぐらいで大きく流れが代わり、
1、歯科助手のみで患者さまを回していた医院様が、歯科衛生士を欲することになった。
2、また、早くから予防に力を入れていた医院さんが、より多くの歯科衛生士を欲することになった。

こう考えるのが、ごくごく自然だと思います。

求人は、ハローワーク・外部求人サイト等に掲載して行うのがベースとなります。
その他、ホームページの拡充(求人ページの構築)、SNSでの魅力発信などがありますね。
ですが、テキストでの情報発信は伝える力に限界があります。

魅力をストレートに伝えるためには!
そうです。これからは動画の運用が鍵になってくると考えます。

例えば、福利厚生。
「社会保険完備・年間休日数120日・週休2日制・退職金制度あり。」
内容は非常に良いですよね?

これを動画で表現するとどうでしょうか?
それぞれの項目に該当する画をつけて、情報を目と耳から入れてあげることにより、クリニックの魅力や特徴の発信効果は劇的にに上昇する! と思いませんか?

youtubeの時代なので、動画には慣れているんですね。
テキストだと自ら読み進めないと伝わらない部分が、動画だと再生さえすれば勝手に頭に入ってくる。
それが、動画の最大の強みであると言えます。

福利厚生のみならず、医院理念・日々の診療スタイル・求める人材像・セミナー補助・導入機材等も動画で開示することで、応募予備軍の頭の中にしっかりと残りますまた、ここである程度篩にかけることもでき、自院にマッチした方からの応募が増加する可能性が拡がると考えられます。

次に新患流入。
新患流入は、歯科医院を経営していく上で欠かせないものです。
月の新患数は、開業から3年程度は50~80人、5年経過後に40~50人 10年経過後に30~40人.....
イレギュラーはありますが、だいたい上記のレベル感で推移していきます。(しっかりした医院ならば)

開業から年数が経過すれば新患も減少していくのは、ある意味当然の流れです。
地域のパイが決まっていますので、転入が劇的に多い地域等は除き、当然減っていくものです。
ですが、商圏を拡大する。商圏内の掘り起こしをする。ことで、新患流入をキープまたは拡大することもできるわけです。

※ここでお断り
動画戦略で仮に新患が増加しても、中の強化を怠っていては意味がありません。
このコラムでは、基本的に中の強化を並行して行なっている前提でお話していますのでご了承ください。


今、新患予備軍に効果的な訴求をするためにはどうしたら良いのか?
1、感染対策の実際を開示
2、テクニカル面(専門性)を開示
3、インフォームドコンセントの実際を開示
4、導入設備を開示


当たり前のことを書きましたが、当たり前ができていることを開示することが一番効果的であると考えます。
患者さまは、上記4つに対してアンテナを張っていると考えると間違いないです。
これは、弊社の医院アンケート等の結果より言える部分となります。

HPに、上記を詳細にまたは逆に簡潔に掲載しても良いでしょう。
ですが、さらにプラスαとして動画としてアナウンスをすることで、よりわかりやすく伝えることが出来るのではないでしょうか? 伝えたいのはどこのクリニックでも当然一緒です。問題は伝わったかどうか!

求人同様、上記の4つをわかりやすく動画としてまとめて見てもらえれば、スッと腹に落ちる確率は上がるものと考えます。HPは読み進めないと情報がはいりません。掲載していてもそこのページを開いてもらえないと目に触れることはありません。動画はHPに貼り付け(誘導)できれば、まずかなりの確率で開かれます。何故ならば読むよりも見る方が早いし楽だからです。 途中でドロップしないように動画を制作運用出来れば、多くの予備軍の皆さまに見てもらうことが出来るわけですね!

まとめます。

求人対策
福利構成・医院理念・日々の診療スタイル・求める人材像・セミナー補助・導入機材等で大枠を構成

新患流入
感染対策の実際・テクニカル面(専門性)・インフォームドコンセント・導入設備で大枠を構成


当たり前に行なっていること・条件を動画にすることでわかりやすくし、予備軍の心に訴える。
そこから掘り起こしを行うことで意識共有もよりスムーズに進めることが出来ると思います。
今こそ、戦略としての動画運用を検討してみては如何でしょうか?
※VSEOのために運用するものではなく、人を集めるために運用する意識が重要です。

弊社の事業内容をアニメーション動画にしたものがあります。
これはサンプルとして制作したもので、実際にこれを運用してお客様にアプローチをかけるつもりはないのですが、自院の求人対策・新患流入対策・ブランディング・説明ツール等に置き換えて、イメージして一度ご覧いただければと思います。

テキストで足りない部分を動き(目と耳から)が補ってくれて、より見る側に伝わりやすくなるのがイメージ出来ると思います。 
動画を制作運用することで、外向き戦略のプラスαとして安定経営に向けて大きな武器になるかもしれません。

サンプル動画はこちら


「たかが数値。されど数値。」

医院の今から未来をつくる。
歯科医院発展応援団 吉澤 貢

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